総収益率と年換算収益率
総収益率は単純にどれだけ増えたかを示す。年換算収益率(CAGR)は、それを「毎年何%ずつ複利で増えたことになるか」に置き換えた値だ。保有期間が異なる投資を比較するには、総収益率だけでは不十分で、この値が必要になる。
期間のない収益率は意味を持たない
「50%儲かった」というだけでは何の意味も持たない。1年で50%なら優秀だが、10年で50%なら年利約4%程度にすぎず、預金とさほど変わらない。利益が期間を伏せて語られがちなのはこのためだ。
50%の損失を取り戻すには100%の利益が必要
収益率は対称ではない。1,000が500になれば−50%だが、再び1,000に戻すには+100%が必要になる。損失が大きくなるほど、回復に必要な収益率は急激に上がる。
手数料・税金・物価上昇は含まれない
この計算機は税引き前・名目ベースであり、売買手数料も反映していない。実際に手元に残る利益はさらに少なく、物価上昇分だけ実質的な利益もさらに減る。途中で資金を追加・引き出しした場合はこの方法では正確に計算できない。
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よくある質問
QROIとCAGRの違いは?
ROIは開始から終了までの総変化率で、期間の長さは考慮しない。CAGRは同じ結果を一定の年間成長率に置き換えた値で、保有期間が異なる投資を公平に比較できる唯一の方法だ。
Qなぜ必要な回復率は損失より急激に増えるのか?
パーセンテージは縮小していく基準に対する割合だからだ。50%の損失で資金は半分になり、その少なくなった金額を元に戻すには2倍(100%の利益)にする必要がある。