レンズ104本の画角
焦点距離とセンサーの大きさを選ぶと、画角と35mm換算、2メートル先で写る幅まで計算して表示します。
Full frame
36×24mm の判です。画角の基準になる大きさなので換算倍率は1です。
APS-C
フルサイズより一回り小さい判です。同じレンズを付けると画角が狭くなり、望遠寄りに見えます。
Micro Four Thirds
17.3×13mm の判です。クロップ倍率が2倍なので焦点距離を二倍に読めば済みます。
1-inch
高級コンパクトやドローンに入る大きさです。クロップ倍率は2.7前後です。
分類
- 超広角
一枚にとても広く収まります。端が伸びて見えるので、人を隅に置かないでください。
- 広角
狭い室内や風景に使います。近づいて撮ると手前のものが大きく強調されます。
- 標準
人の目で見た感じにいちばん近い画角です。日常の写真にはこれが無難です。
- 望遠
遠くのものを引き寄せます。背景が圧縮されてぼけるので人物に向きます。
- 超望遠
鳥や競技場のように近づけない被写体に使います。ぶれにとても敏感です。
読み方
- 画角は焦点距離だけで決まりません。同じ50mmでもセンサーが小さければ狭く写ります。
- クロップ倍率は35mm判の対角線をセンサーの対角線で割った値です。焦点距離に掛ければ換算焦点距離になります。
- 望遠ほどぶれが目立ちます。手持ちでは換算焦点距離分の1秒より速いシャッターにするのが目安です。
- 画角が広いほど多く写るだけではありません。端が伸びるので、顔は中央寄りに置くほうが自然です。
よくある質問
Q. クロップ倍率とは何ですか。
センサーが35mm判よりどれだけ小さいかを対角線で測った値です。APS-Cは約1.5倍、マイクロフォーサーズは2倍です。焦点距離に掛ければ、同じ画角になる35mmレンズの焦点距離が出ます。
Q. 50mmは人の目と同じというのは本当ですか。
フルサイズでの50mmの対角画角が約47度で、人が一度に注目する範囲に近いという意味で言われます。人の視野全体ははるかに広いので、「似ている」程度に受け取るのが正確です。
Q. 人物写真にはどのレンズが向きますか。
35mm換算で85〜135mmがよく使われます。ほどよく離れて撮るため顔の比率が自然になり、背景がぼけて人物が引き立ちます。狭い場所なら換算50mmでも十分です。
Q. 同じレンズでもカメラが変わると画角は変わりますか。
レンズは同じでも、小さいセンサーは像の一部だけを切り取るので結果の画角は狭くなります。フルサイズの50mmと同じ画面をAPS-Cで得るには35mmほどが必要です。
Q. これらの値はどう計算していますか。
持っているのは焦点距離とセンサーの縦横だけです。画角はセンサーの一辺を焦点距離の2倍で割った値のアークタンジェントを2倍したもので、クロップ倍率は対角線の比です。