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プールの加温時間の計算

水 1 kg を 1 度上げるのに 4.186 kJ かかります。1 L を 1 kg と見なせば、必要な熱は水量 × 4.186 × 上げる温度で、3,600 で割れば kWh になります。50,000 L を 5 度上げるなら 291 kWh ですが、ここに損失を足してはじめて実際の値になります。プールは温めているあいだも水面から冷え続けるからです。損失 20 % を乗せると 349 kWh、12 kW のヒーターなら 29 時間です。ここが多くの人の想像とずれる点で、プールの加温は数時間ではなく数日単位の仕事です。

値の入力

加温にかかる時間

29.1時間

必要な電力量

348.8kWh

1 度あたりの電力量

69.8kWh

読み方

連続運転でも 29.1 時間、およそ 1.2 日かかります。効くのは大きなヒーターではなくカバーです — 熱の大半は水面からの蒸発で逃げます。

計算式

必要な電力量 = 容量(L) × 4.186 × 上げる温度 ÷ 3600 × (1 + 加温中の熱損失 ÷ 100), 加温にかかる時間 = 必要な電力量 ÷ ヒーターの熱出力

損失率は結局カバーの話です。開いた水面からの蒸発が損失の大半を占めるため、カバーを一枚かけるだけで損失が半分以下に落ちることも珍しくありません。ヒートポンプの場合は銘板の消費電力ではなく熱出力(ふつう消費電力の 4〜5 倍)を入れてください。取り違えると時間が同じ倍率だけずれます。

何を入れるか

入力項目初期値入れられる範囲
容量(L) (L)リットルで表した容量。1Lは1,000cm³。50,0000 以上
上げる温度 (°C)50 ~ 40
ヒーターの熱出力 (kW)120 以上
加温中の熱損失 (%)200 ~ 300

計算の手順

公式必要な電力量 = 容量(L) × 4.186 × 上げる温度 ÷ 3600 × (1 + 加温中の熱損失 ÷ 100), 加温にかかる時間 = 必要な電力量 ÷ ヒーターの熱出力
初期値を代入必要な電力量 = 50,000 × 4.186 × 5 ÷ 3600 × (1 + 20 ÷ 100), 加温にかかる時間 = 必要な電力量 ÷ 12
答え加温にかかる時間 = 29.1 時間

値ごとの結果

ほかの値はそのままに、容量(L) (L)だけを変えたときの結果です。

容量(L) (L)加温にかかる時間 (時間)必要な電力量 (kWh)1 度あたりの電力量 (kWh)
25,00014.5174.434.9
37,50021.8261.652.3
50,00029.1348.869.8
75,00043.6523.3104.7
100,00058.1697.7139.5

結果の項目の意味

結果の項目初期値のとき
加温にかかる時間 (時間)29.1
必要な電力量 (kWh)348.8
1 度あたりの電力量 (kWh)69.8

よくある間違い

損失率は結局カバーの話です。開いた水面からの蒸発が損失の大半を占めるため、カバーを一枚かけるだけで損失が半分以下に落ちることも珍しくありません。ヒートポンプの場合は銘板の消費電力ではなく熱出力(ふつう消費電力の 4〜5 倍)を入れてください。取り違えると時間が同じ倍率だけずれます。

よくある質問

Q. プールの加温時間の計算はどう計算しますか?

必要な電力量 = 容量(L) × 4.186 × 上げる温度 ÷ 3600 × (1 + 加温中の熱損失 ÷ 100), 加温にかかる時間 = 必要な電力量 ÷ ヒーターの熱出力 — 水 1 kg を 1 度上げるのに 4.186 kJ かかります。1 L を 1 kg と見なせば、必要な熱は水量 × 4.186 × 上げる温度で、3,600 で割れば kWh になります。50,000 L を 5 度上げるなら 291 kWh ですが、ここに損失を足してはじめて実際の値になります。プールは温めているあいだも水面から冷え続けるからです。損失 20 % を乗せると 349 kWh、12 kW のヒーターなら 29 時間です。ここが多くの人の想像とずれる点で、プールの加温は数時間ではなく数日単位の仕事です。

Q. 例で計算してみせてください。

容量(L) 50,000L, 上げる温度 5°C, ヒーターの熱出力 12kW, 加温中の熱損失 20%のとき、加温にかかる時間 29.1時間です。

Q. どの値を入れますか?

容量(L), 上げる温度, ヒーターの熱出力, 加温中の熱損失を入れます。値を直せばすぐ計算し直し、空欄は0として扱います。

Q. 値を変えると結果はどう動きますか?

容量(L) (L)だけ動かすと容量(L) (L) 25,000 → 加温にかかる時間 (時間) 14.5、容量(L) (L) 100,000 → 加温にかかる時間 (時間) 58.1に変わります。下の表に五段階でまとめてあります。

Q. 結果はどこまで四捨五入しますか?

金額は1単位、割合は小数第1位、それ以外は小数第2位まで表示します。画面の値は丸めたもので、計算は丸める前の値で続きます。

Q. 気をつけることはありますか?

損失率は結局カバーの話です。開いた水面からの蒸発が損失の大半を占めるため、カバーを一枚かけるだけで損失が半分以下に落ちることも珍しくありません。ヒートポンプの場合は銘板の消費電力ではなく熱出力(ふつう消費電力の 4〜5 倍)を入れてください。取り違えると時間が同じ倍率だけずれます。

一緒に使う計算

長さの単位は入力どうしでそろえてください。cmとmを混ぜると結果が大きく狂います。