石けん型の容量計算機
型は容量で、レシピは重さで語ります。その間をつなぐのがタネの密度です — 石けんのタネは水より少し軽く0.9〜1.0 g/mLの間で、0.95を既定にしています。1,200mLの型ならタネは1,140gです。ここからオイルの重さを逆算するときの前提は一つです。苛性ソーダはオイルの重さの一定割合(既定13.5%、よくある配合の実際の値)で、水は苛性ソーダの倍数(既定2倍)だということ。するとタネはオイルの1 + 0.135 + 0.27 = 1.405倍なので、1,140 ÷ 1.405 = 811gがオイル、苛性ソーダ109.5g、水219gです。正確な苛性ソーダの割合はオイルの配合が決めるので、配合が決まったら複数オイルの苛性ソーダ計算機で出した苛性ソーダ ÷ オイルの値を、この欄に入れてください。型の容量は水を満たして量るのがいちばん正確で、シリコン型は注ぐと壁が少し広がるので計算より5%ほど多く入ります。
値の入力
タネの総量
1,140g
オイルの重さ
811g
苛性ソーダの重さ
109.5g
水の重さ
219g
計算式
タネの総量 = 型の容量 × タネの密度, オイルの重さ = タネの総量 ÷ (1 + オイルに対する苛性ソーダの割合 ÷ 100 × (1 + 水:苛性ソーダの比))
型を縁まで満たさないでください。タネは熱が上がると膨らみ、ジェル段階で溢れると型の外に流れて固まります — 上に1〜1.5cmは空けておきます。逆に少なすぎるとバーの高さが低くなり、切るときに崩れます。密度は配合で動き、ココナツのような硬いオイルが多いと重く、空気を含ませた(ホイップした)タネはずっと軽くなります — 一度注いだ型は、そのときのタネの重さ ÷ 型の容量で自分の密度を書き留めておくほうが、どの既定値より正確です。
何を入れるか
| 入力項目 | 初期値 | 入れられる範囲 |
|---|---|---|
| 型の容量 (mL)型に入る容量です。水を満たして量れば確かです。 | 1,200 | 0 以上 |
| タネの密度 (g/cm³)タネ1cm³の重さです。一度注いだ型があれば、タネの重さ ÷ 型の容量で出ます。 | 0.95 | 0.6 ~ 1.3 |
| オイルに対する苛性ソーダの割合 (%)オイルの重さに対する苛性ソーダの割合です。配合が決まれば、苛性ソーダ ÷ オイルで出ます。 | 13.5 | 0 ~ 25 |
| 水:苛性ソーダの比 (倍)苛性ソーダ1に対する水の比です。2:1がよく使われます。 | 2 | 0 ~ 4 |
計算の手順
値ごとの結果
ほかの値はそのままに、型の容量 (mL)だけを変えたときの結果です。
| 型の容量 (mL) | タネの総量 (g) | オイルの重さ (g) | 苛性ソーダの重さ (g) |
|---|---|---|---|
| 600 | 570 | 406 | 54.8 |
| 900 | 855 | 609 | 82.2 |
| 1,200 | 1,140 | 811 | 109.5 |
| 1,800 | 1,710 | 1,217 | 164.3 |
| 2,400 | 2,280 | 1,623 | 219.1 |
結果の項目の意味
| 結果の項目 | 初期値のとき |
|---|---|
| タネの総量 (g)オイル・水・苛性ソーダを合わせた重さです。 | 1,140 |
| オイルの重さ (g)レシピのオイルの総重量で、水と苛性ソーダは含みません。 | 811 |
| 苛性ソーダの重さ (g)必要な苛性ソーダの重さです。少なければ柔らかく、多すぎればアルカリが残ります。 | 109.5 |
| 水の重さ (g)溶かす水の重さです。苛性ソーダを水に加えます、逆は絶対にしません。 | 219 |
よくある間違い
型を縁まで満たさないでください。タネは熱が上がると膨らみ、ジェル段階で溢れると型の外に流れて固まります — 上に1〜1.5cmは空けておきます。逆に少なすぎるとバーの高さが低くなり、切るときに崩れます。密度は配合で動き、ココナツのような硬いオイルが多いと重く、空気を含ませた(ホイップした)タネはずっと軽くなります — 一度注いだ型は、そのときのタネの重さ ÷ 型の容量で自分の密度を書き留めておくほうが、どの既定値より正確です。
用語
- 型の容量
- 型に入る容量です。水を満たして量れば確かです。
- タネの密度
- タネ1cm³の重さです。一度注いだ型があれば、タネの重さ ÷ 型の容量で出ます。
- オイルに対する苛性ソーダの割合
- オイルの重さに対する苛性ソーダの割合です。配合が決まれば、苛性ソーダ ÷ オイルで出ます。
- 水:苛性ソーダの比
- 苛性ソーダ1に対する水の比です。2:1がよく使われます。
- タネの総量
- オイル・水・苛性ソーダを合わせた重さです。
- オイルの重さ
- レシピのオイルの総重量で、水と苛性ソーダは含みません。
- 苛性ソーダの重さ
- 必要な苛性ソーダの重さです。少なければ柔らかく、多すぎればアルカリが残ります。
- 水の重さ
- 溶かす水の重さです。苛性ソーダを水に加えます、逆は絶対にしません。
よくある質問
Q. 石けん型の容量計算機はどう計算しますか?
タネの総量 = 型の容量 × タネの密度, オイルの重さ = タネの総量 ÷ (1 + オイルに対する苛性ソーダの割合 ÷ 100 × (1 + 水:苛性ソーダの比)) — 型は容量で、レシピは重さで語ります。その間をつなぐのがタネの密度です — 石けんのタネは水より少し軽く0.9〜1.0 g/mLの間で、0.95を既定にしています。1,200mLの型ならタネは1,140gです。ここからオイルの重さを逆算するときの前提は一つです。苛性ソーダはオイルの重さの一定割合(既定13.5%、よくある配合の実際の値)で、水は苛性ソーダの倍数(既定2倍)だということ。するとタネはオイルの1 + 0.135 + 0.27 = 1.405倍なので、1,140 ÷ 1.405 = 811gがオイル、苛性ソーダ109.5g、水219gです。正確な苛性ソーダの割合はオイルの配合が決めるので、配合が決まったら複数オイルの苛性ソーダ計算機で出した苛性ソーダ ÷ オイルの値を、この欄に入れてください。型の容量は水を満たして量るのがいちばん正確で、シリコン型は注ぐと壁が少し広がるので計算より5%ほど多く入ります。
Q. 例で計算してみせてください。
型の容量 1,200mL, タネの密度 0.95g/cm³, オイルに対する苛性ソーダの割合 13.5%, 水:苛性ソーダの比 2倍のとき、タネの総量 1,140gです。
Q. どの値を入れますか?
型の容量, タネの密度, オイルに対する苛性ソーダの割合, 水:苛性ソーダの比を入れます。値を直せばすぐ計算し直し、空欄は0として扱います。
Q. 値を変えると結果はどう動きますか?
型の容量 (mL)だけ動かすと型の容量 (mL) 600 → タネの総量 (g) 570、型の容量 (mL) 2,400 → タネの総量 (g) 2,280に変わります。下の表に五段階でまとめてあります。
Q. 結果はどこまで四捨五入しますか?
金額は1単位、割合は小数第1位、それ以外は小数第2位まで表示します。画面の値は丸めたもので、計算は丸める前の値で続きます。
Q. 気をつけることはありますか?
型を縁まで満たさないでください。タネは熱が上がると膨らみ、ジェル段階で溢れると型の外に流れて固まります — 上に1〜1.5cmは空けておきます。逆に少なすぎるとバーの高さが低くなり、切るときに崩れます。密度は配合で動き、ココナツのような硬いオイルが多いと重く、空気を含ませた(ホイップした)タネはずっと軽くなります — 一度注いだ型は、そのときのタネの重さ ÷ 型の容量で自分の密度を書き留めておくほうが、どの既定値より正確です。
一緒に使う計算
材料ごとに密度も吸いも違います。ラベルに数値があればそれを入れてください — ここの初期値はよく使われる値にすぎません。