電線200マス — AWG 12で15Aを何メートルまで
太さ20通りと電流10通りが出会う各マスの抵抗、電圧降下、3%以内で届く長さを計算しました。AWG番号は覚える表ではなく、直径が計算で出る数列です。
AWGは表ではなく数列です
AWGは36番を0.127mmと決め、0番まで39段階を同じ比率で伸ばしたものです。1段階ごとに直径が92の39乗根倍になるので、6段階飛ぶと断面積は4倍(正確には4.02倍)になります。番号が大きいほど細いのは逆から数えているからです。
電気は行って戻ります
電圧降下を数えるとき、線の長さは2回数えます。バッテリーから電球まで10メートルなら、電気が通る銅は20メートルです。これを落とすと答えはちょうど半分になり、半分の太さでよいと誤って判断してしまいます。
太いほど中は冷えにくい
熱は断面積に比例して出ますが、それを捨てるのは表面です。太さが2倍でも電流が2倍にならないのはそのためです。ここでの「無理のない電流」は断面積の0.65乗に比例する目安で、絶縁が60度まで耐える一般的な電線に合わせています。余裕を見た側なので規定表より低く出ます。
電圧が低いほど痛い
同じ0.36Vが失われても、12Vでは3%、230Vでは0.16%です。自動車の配線がやたら太いのも、12V照明を長く引くと先が暗くなるのもこのためです。この表では3%を超えない長さを電圧ごとに計算しています。
2つの系列が混ざっています
アメリカはAWG番号で、それ以外は断面積(mm²)で呼びます。ぴったり合う組は無いので、断面積が最も近いものを並べています。取り替えるときは細い方ではなく太い方を選ぶのが安全です。
太さと電流から探す
3%以内で届く長さ · 欧州 230V
AWG 0000107.219mm² · 192.1A
AWG 0067.431mm² · 142.1A
AWG 053.475mm² · 122.2A
AWG 233.631mm² · 90.4A
AWG 421.151mm² · 66.9A
AWG 613.302mm² · 49.5A
AWG 88.366mm² · 36.6A
6mm²6mm² · 29.5A
AWG 105.261mm² · 27.1A
4mm²4mm² · 22.7A
AWG 123.309mm² · 20A台所・エアコン
2.5mm²2.5mm² · 16.7Aコンセント回路
AWG 142.081mm² · 14.8A一般コンセント
1.5mm²1.5mm² · 12A照明回路
AWG 161.309mm² · 11A
AWG 180.823mm² · 8.1A照明の配線
0.75mm²0.75mm² · 7.6A
AWG 200.518mm² · 6A
AWG 220.326mm² · 4.4A
AWG 240.205mm² · 3.3A信号線
読み方
- 長さは電源から機器までの距離です。行って戻る2倍はすでに計算に入っています。
- 銅が前提です。アルミは同じ太さで抵抗が1.6倍ほどになります。
- 「無理のない電流」は余裕を見た目安です。実際の施工はその国の規定表に従います。
- 電線が熱くなることと先が暗くなることは別の問題です。太さは両方を見て選びます。
よくある質問
Q. AWG番号はなぜ大きいほど細いのですか?
細い側から数えているからです。36番の0.127mmを起点に、0番まで39段階を同じ比率で太くしていきます。
Q. AWG 12は何mm²ですか?
3.31mm²です。直径は2.053mmで、表を引かなくても0.127×92^((36−12)/39)で出ます。
Q. 電圧降下の計算で長さを2倍にしますか?
します。電気は行って戻るので、10メートル先の機器までは銅が20メートルです。落とすと答えが半分になります。
Q. 3%という基準はどこから来ましたか?
広く使われる設計の慣行です。この中なら照明が目に見えて暗くなったり、モーターが力を失ったりしません。
Q. 自動車の配線はなぜあんなに太いのですか?
12Vだからです。同じ0.36Vが失われても230Vでは0.16%、12Vでは3%になります。