ねじ規格·M3.5×0.6
M3.5×0.6
下穴径
2.9 mm

M3.5×0.6ねじ — 下穴径2.9mm、谷径2.764mm

並目

M3.5×0.6は外径3.5mm、ピッチ0.6mmの並目ねじです。おねじ谷径は2.764mm、下穴径は2.9mm、有効断面積は6.77mm²です。

外径
3.5 mm
ピッチ
0.6 mm (並目)
有効径
3.11 mm
おねじ谷径
2.764 mm
めねじ谷径
2.85 mm
ねじ山の高さ
0.368 mm
有効断面積
6.77 mm²
1インチあたりの山数
42.33

ねじ山は60度の三角形です

ISOはねじ山を頂角60度の正三角形と定めています。その高さHはピッチの0.866倍で、谷径も有効径もHを決まった割合だけ削った値です。

H = 0.866 × 0.6 = 0.52 mm · 3.11 = 3.5 − 0.75 × 0.52

有効断面積が強さを決めます

ボルトが耐える力は外径ではなくこの面積で計算します。有効径と谷径の平均を直径とする円の面積です。

同じ外径の別ピッチ

ピッチが狭いと谷が浅くなり、谷径は太くなります。だから薄い板や振動の多い場所に使います。

一つ上と下の径

並目ねじ35種

径ごとに基本となるピッチが1つ決まっています。単にM8と言えばM8×1.25のことです。

読み方

  • Mの後ろの数字が外径(mm)、×の後ろの数字がピッチ(mm)です。
  • H = 0.866 × ピッチ。有効径は外径 − 0.75H、めねじ谷径は外径 − 1.25Hです。
  • 下穴径は外径 − ピッチで見当をつけ、手元で一番近いドリルを使います。
  • ボルトが耐える力は外径ではなく有効断面積で計算します。

よくある質問

Q. M3.5×0.6のタップを立てるには何mmのドリルですか?

2.9mmです。外径3.5mmからピッチ0.6mmを引いた値で、一番近いドリルを使えば構いません。

Q. M3.5×0.6の谷径はいくつですか?

おねじが2.764mm、めねじが2.85mmで、有効径はその間の3.11mmです。

Q. 並目ですか、細目ですか?

並目です。単にM3.5と言えばこの規格を指します。

Q. どれくらいの力に耐えますか?

有効断面積は6.77mm²です。ボルトの強度区分にこの面積を掛ければ耐える力が出ます。