ホーム·テレビの視聴距離

テレビの視聴距離100マス — 4Kが効くにはどれだけ近づくか

画面の縦横、推奨距離2通り、画素が見え始める距離を、画面サイズ20通り×解像度5通りの各マスで計算しました。対角の長さ1つあれば残りはすべて計算で出ます。

55" · 画素が見える距離

  • HD (1280×720)327 cm
  • FHD (1920×1080)218 cm
  • QHD (2560×1440)163.5 cm
  • 4K UHD (3840×2160)109 cm
  • 8K (7680×4320)54.5 cm

対角1つが残りを決めます

画面は対角の長さだけをインチで表します。16:9なら残りはそこから出ます — 横は対角の0.8716倍、縦は0.4903倍です。だから55インチは横121.8cm・縦68.5cmです。インチの数字が大きくても横は思ったほど伸びません。対角が√(横² + 縦²)だからです。

推奨距離は視野角が決めます

「何メートル」ではなく「画面が視野の何度を占めるか」が基準です。SMPTEは30度、THXは40度を挙げます。角が大きいほど画面が視野を埋めるので近くに座ります — だからTHXの距離は常にSMPTEより短く、2つの比は画面の大きさに関係なく1.36で一定です。55インチならSMPTE 227cm、THX 167cmです。

画素が見える距離は1分角が決めます

視力1.0は1分角(60分の1度)を分けて見る力と定義されます。画素1つがそれより小さく見えれば隣とくっついて見えます。だから画素が1分角に見える距離を計算すると「これより近づくと画素が目につく」線が出ます。55インチなら4Kは109cm、FHDは218cmです — 画素が2倍細かければその線も半分です。

では4Kが効くのはいつか

解像度を上げたことが目に届くには、1段下の解像度の画素を分けて見られる位置に座る必要があります。それより遠ければ下の段もすでに滑らかに見えるので差が出ません。ここで面白いことが出ます — SMPTEが挙げる位置でFHDの画素はちょうど境目に立ちます(推奨距離が画素の限界より4%遠いだけです)。画面が大きくても小さくてもこの比は変わりません。どちらも画面の横幅に比例するからです。

居間はたいていそれより遠いです

ソファが画面から2.5〜3m離れた居間はよくあります。55インチ4Kの画素限界は109cmなので、その位置では4Kとその下の解像度が分かれません。効かせる道は2つです — もっと近くに座るか、同じ距離なら画面を大きくするかです。画面が大きくなれば画素も大きくなり、限界の距離が遠くなるからです。

サイズと解像度から探す

SMPTE推奨(30度)

HD (1280×720)

FHD (1920×1080)

QHD (2560×1440)

4K UHD (3840×2160)

8K (7680×4320)

読み方

  • 横 = 対角 × 0.8716、縦 = 対角 × 0.4903 (16:9)
  • 推奨距離 = 画面の横幅 ÷ 2 ÷ tan(視野角/2)。SMPTE 30度、THX 40度。
  • 画素が見える距離 = 画素の大きさ ÷ tan(1分角)。
  • この解像度を効かせるには1段下の画素限界の内側に座ります。

よくある質問

Q. 55インチのテレビはどれくらい離れて見ますか?

SMPTE基準で227cm、THX基準で167cmです。映画のように画面を埋めたければTHXのほうが近いです。

Q. 4Kが思ったほど違って見えないのはなぜですか?

距離のせいです。55インチ4Kの画素は109cmより近くないと分かれません。ソファが2.5m先なら下の解像度と区別できません。

Q. 同じ距離で画質を上げるには?

画面を大きくします。画面が大きくなれば画素も大きくなり、分けて見られる距離が遠くなります。

Q. 8Kに意味はありますか?

座る位置しだいです。98インチ8Kでも画素の限界は97cmで、それより遠ければ4Kと分かれません。

Q. この計算は何を前提にしていますか?

16:9の画面と視力1.0(1分角の分解能)です。目がよければ画素はもっと遠くからでも見えます。