tsc 4.9+ · ビルドと型

メッセージ

error TS18048: 'user' is possibly 'undefined'.

何を意味するか

その値が undefined かもしれないのに、その可能性を扱っていないという意味で、これは tsc が先回りして捕まえた将来の Cannot read properties of undefined です。省略可能なフィールド、配列の find() の結果、設定されていないかもしれない環境変数にそのまま続けて書いたときに出ます。無いときにどうするかを決めるのが答えで、関数の頭で if (!user) return null と切るか、user?.name で短く抜けます。感嘆符を付けて user!.name と消すのは「私が保証する」という宣言で、その保証が誤っていれば実行時の例外として返ってきます — 検査と違い、安全網を何も残しません。

直しかた

一行の命令では終わりません。何を見るべきかを説明に書いてあります。

出す道具
tsc 4.9+
ビルドと型
10

ビルドの誤りは実行前に道具が拒んだものなので、その場で何かを壊すわけではありません。代わりに二つを問います — 型や経路を実際の形に合わせて直すのか、それとも as any や抑制のコメント一つでその行だけ通すのか。そして大文字小文字や拡張子、環境変数のように自分の環境でだけ正しいものは、ここで初めて姿を見せます。

エラーメッセージの読み方

  • 一行目から読みます。下に行くほど道具の内部の話で、原因はたいてい一番上に書かれています。
  • ファイル名と行番号があればそこが出発点です — スタックの最上段ではなく、自分が書いたファイルが出てくる一番上の行です。
  • 文句はそのまま検索します。ただし自分のパスや変数名は消します — その部分が検索を邪魔します。
  • 同じ事情が道具の版ごとに違う言い方で出ます。結果が合わないときは版番号も入れてみます。
  • 直す命令を貼る前に、その命令が何を捨てるかを確かめます。取り消せないものが混ざっています。

よくある質問

Q. error TS18048: 'user' is possibly 'undefined'. はどういう意味ですか。

その値が undefined かもしれないのに、その可能性を扱っていないという意味で、これは tsc が先回りして捕まえた将来の Cannot read properties of undefined です。省略可能なフィールド、配列の find() の結果、設定されていないかもしれない環境変数にそのまま続けて書いたときに出ます。無いときにどうするかを決めるのが答えで、関数の頭で if (!user) return null と切るか、user?.name で短く抜けます。感嘆符を付けて user!.name と消すのは「私が保証する」という宣言で、その保証が誤っていれば実行時の例外として返ってきます — 検査と違い、安全網を何も残しません。

Q. どう直しますか。

一行の命令では終わりません。何を見るべきかを上の説明に書いてあります。

Q. どの道具が出すエラーですか。

tsc 4.9+ です。ビルドと型の仲間で、文句は6語です。

近いエラー