tsc · ビルドと型
メッセージ
error TS2339: Property 'user' does not exist on type 'Request'.
何を意味するか
その型にその属性が宣言されていないという意味です。ライブラリの型に無いフィールドを足そうとした場合(Express の Request に user を付けるのが代表例)、打ち間違い、あるいは絞り込まれていない union の片方にしか無い属性を読んだ場合に出ます。型を実際の形に合わせて直すのが答えで、union なら 'x' in y や判別用のフィールドで絞れば、その分岐の中では参照できます。as any で消すのはコンパイラの口を塞ぐだけなので、その場所は綴りを間違えた属性名まで通すようになります。
直しかた
一行の命令では終わりません。何を見るべきかを説明に書いてあります。
- 出す道具
- tsc
- ビルドと型
- 10
ビルドの誤りは実行前に道具が拒んだものなので、その場で何かを壊すわけではありません。代わりに二つを問います — 型や経路を実際の形に合わせて直すのか、それとも as any や抑制のコメント一つでその行だけ通すのか。そして大文字小文字や拡張子、環境変数のように自分の環境でだけ正しいものは、ここで初めて姿を見せます。
エラーメッセージの読み方
- 一行目から読みます。下に行くほど道具の内部の話で、原因はたいてい一番上に書かれています。
- ファイル名と行番号があればそこが出発点です — スタックの最上段ではなく、自分が書いたファイルが出てくる一番上の行です。
- 文句はそのまま検索します。ただし自分のパスや変数名は消します — その部分が検索を邪魔します。
- 同じ事情が道具の版ごとに違う言い方で出ます。結果が合わないときは版番号も入れてみます。
- 直す命令を貼る前に、その命令が何を捨てるかを確かめます。取り消せないものが混ざっています。
よくある質問
Q. error TS2339: Property 'user' does not exist on type 'Request'. はどういう意味ですか。
その型にその属性が宣言されていないという意味です。ライブラリの型に無いフィールドを足そうとした場合(Express の Request に user を付けるのが代表例)、打ち間違い、あるいは絞り込まれていない union の片方にしか無い属性を読んだ場合に出ます。型を実際の形に合わせて直すのが答えで、union なら 'x' in y や判別用のフィールドで絞れば、その分岐の中では参照できます。as any で消すのはコンパイラの口を塞ぐだけなので、その場所は綴りを間違えた属性名まで通すようになります。
Q. どう直しますか。
一行の命令では終わりません。何を見るべきかを上の説明に書いてあります。
Q. どの道具が出すエラーですか。
tsc です。ビルドと型の仲間で、文句は10語です。