runc · Docker
メッセージ
standard_init_linux.go: exec user process caused: no such file or directory
何を意味するか
コンテナが入口を実行しようとして、カーネルが「そんなファイルは無い」と答えたという意味で、ファイルは確かにそこにあるのにこう出るのが罠です。スクリプトの行末が CRLF なので一行目が #!/bin/sh\r と読まれ、カーネルは sh\r という名前の実行ファイルを探して失敗します — Windows でクローンしたり git の autocrlf が有効だとこうなります。dos2unix entrypoint.sh でそのファイルだけ直せ(無ければ sed -i 's/\r$//' entrypoint.sh)、再発を止めるには .gitattributes に *.sh text eol=lf と書きます。alpine のイメージに無いインタープリタを #! に書いた場合も同じ文言です。
直しかた
dos2unix entrypoint.sh- 出す道具
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- Docker
- 12
docker の誤りは、まずどの層で起きたかを分けないと読めません — クライアントがデーモンに届かない、レジストリが拒む、ビルド中に RUN が失敗する、コンテナが起動した途端に死ぬ、はそれぞれ別の問題です。とくにビルドと実行の層では文言そのものが理由ではなく、中で動いていた命令が残した出力に理由があり、直す命令の代償も層ごとに違います。
エラーメッセージの読み方
- 一行目から読みます。下に行くほど道具の内部の話で、原因はたいてい一番上に書かれています。
- ファイル名と行番号があればそこが出発点です — スタックの最上段ではなく、自分が書いたファイルが出てくる一番上の行です。
- 文句はそのまま検索します。ただし自分のパスや変数名は消します — その部分が検索を邪魔します。
- 同じ事情が道具の版ごとに違う言い方で出ます。結果が合わないときは版番号も入れてみます。
- 直す命令を貼る前に、その命令が何を捨てるかを確かめます。取り消せないものが混ざっています。
よくある質問
Q. standard_init_linux.go: exec user process caused: no such file or directory はどういう意味ですか。
コンテナが入口を実行しようとして、カーネルが「そんなファイルは無い」と答えたという意味で、ファイルは確かにそこにあるのにこう出るのが罠です。スクリプトの行末が CRLF なので一行目が #!/bin/sh\r と読まれ、カーネルは sh\r という名前の実行ファイルを探して失敗します — Windows でクローンしたり git の autocrlf が有効だとこうなります。dos2unix entrypoint.sh でそのファイルだけ直せ(無ければ sed -i 's/\r$//' entrypoint.sh)、再発を止めるには .gitattributes に *.sh text eol=lf と書きます。alpine のイメージに無いインタープリタを #! に書いた場合も同じ文言です。
Q. どう直しますか。
dos2unix entrypoint.sh — 実行する前に、この命令が何を捨てるかを上の説明で確かめてください。
Q. どの道具が出すエラーですか。
runc です。Dockerの仲間で、文句は10語です。