0.75kW 900rpm モーターのトルク — 7.96N·m
0.75kW 900rpmのモーターの定格トルクは7.96N·mです。角速度94.25rad/sで出力750Wを割った値で、同じトルクを0.811kgf·mまたは5.87lb·ftとも書きます。0.75kWは仏馬力で1.02馬力、英馬力では1.01馬力です。
回転数は極数と周波数が決める
誘導電動機の同期速度は選べる値ではなく、120 × 周波数 ÷ 極数で決まります。ですから同じ4極モーターが60Hzでは1800rpm、50Hzでは1500rpmで回ります — 韓国・米国・東日本は60Hz、欧州・中国・インドは50Hzです。出力が同じでも回転数が6対5で違うので、トルクは5対6に入れ替わります。実際にはすべりだけ遅れるため、銘板には1746rpmのように書かれます。
- 60 Hz · 900 rpm7.96 N·m
- 50 Hz · 750 rpm9.55 N·m
- 定格出力
- 0.75 kW · 750 W
- 同期速度
- 900 rpm
- 周波数
- 60 Hz
- 極数
- 8
- 角速度
- 94.25 rad/s
- トルク
- 7.96 N·m
- トルク(kgf·m)
- 0.811 kgf·m
- トルク(lb·ft)
- 5.87 lb·ft
- 仏馬力(PS)
- 1.02 PS
- 英馬力(HP)
- 1.01 hp
- 全負荷回転数
- 873 rpm · 8.2 N·m
減速機を掛けると
減速比iを掛けると出力軸の回転数は1/iになり、トルクはi倍になります。出力は増えないので効率ηの分だけ減ります — トルクはi × η倍です。ここに並べた値はヘリカル減速機のη = 0.95を前提とした目安です。ウォーム減速機は0.5~0.8まで落ちるので、その場合はずっと小さく出ます。トルクが増えるのは力が生まれることではなく、同じ出力を遅く重く配り直すことです。
- 減速比 3 · 300 rpm22.7 N·m
- 減速比 5 · 180 rpm37.8 N·m
- 減速比 10 · 90 rpm75.6 N·m
- 減速比 20 · 45 rpm151 N·m
電圧別の三相電流
三相誘導電動機の電流はI = P ÷ (√3 × V × cosφ × η)です。定格出力は軸から出る分なので、電気側から入る量は効率の分だけ大きく、そのうち仕事をする割合を力率で数えるからです。国ごとに電圧が違うため、同じモーターが220Vでは380Vの1.7倍を食います。ここで使った力率と効率は大きさ別の代表値であり、正確な値は銘板に書かれているのでそちらを先に見てください。
- 220 V · cosφ 0.72 · η 0.753.64 A
- 380 V · cosφ 0.72 · η 0.752.11 A
- 460 V · cosφ 0.72 · η 0.751.74 A
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知っておくこと
- トルク(N·m) = 出力(W) ÷ 角速度(rad/s)で、角速度は2π × rpm ÷ 60です。
- T = 9550 × P(kW) ÷ n(rpm)の9550は60000 ÷ 2πを切り上げた値です。
- 同じ出力で回転数を2倍にするとトルクは半分です — 反比例します。
- 仏馬力(PS)の735.49875Wと英馬力(HP)の745.699872Wは別の値です。
関連する表
よくある質問
Q. 0.75kW 900rpmのモーターのトルクは何N·mですか。
7.96N·mです。出力750Wを角速度94.25rad/sで割った値で、kgf·mでは0.811、lb·ftでは5.87です。
Q. 減速比10を掛けるとどうなりますか。
回転数は90rpmまで落ち、トルクは75.6N·mまで上がります。10倍そのままにならないのは、減速機の効率0.95も掛かるからです。
Q. 三相電流はどれくらい流れますか。
60Hzで、220Vなら3.64A、380Vなら2.11A、460Vなら1.74Aです。力率0.72・効率0.75を代表値として入れた目安なので、銘板の値があればそちらを使ってください。