妊娠中の体重増加の目安
米国医学研究所(IOM、現在のNAM)は妊娠前BMIによって満期までの推奨増加量を四つの区分に分けます — 18.5未満は12.5〜18kg、18.5〜24.9は11.5〜16kg、25〜29.9は7〜11.5kg、30以上は5〜9kgです。妊娠初期(13週まで)の増加は0.5〜2kgだけとみなし、残りを13週から40週に均等に割り振るので、BMI22で24週なら今までに4.98〜7.70kg、中央の値で6.3kgになります。これは一つの数字ではなく幅であり、超音波や診察を見ている医師・助産師の判断がこの表より前に来ます。
値の入力
今までの推奨増加
6.3kg
今の下限
4.98kg
今の上限
7.7kg
満期までの下限
11.5kg
満期までの上限
16kg
読み方
妊娠前BMI 22は18.5–24.9の区分です。満期までに11.5〜16kg、13週以降は週あたり0.41〜0.52kgがIOMの目安です。
計算式
今の下限 = 0.5 + (満期までの下限 − 0.5) × (妊娠週数 − 13) ÷ 27
一度量った体重では何も決まりません。浮腫やつわりはこの表が立てられた前提から外れており、双子はまったく別の区分(BMI18.5〜24.9で16.8〜24.5kg)を使います。日本産科婦人科学会は2021年に目安を改め、ふつうの体重(BMI18.5〜25未満)で10〜15kgとしています — IOMの11.5〜16kgとは幅が違うので、かかっている施設の指導が優先です。
何を入れるか
| 入力項目 | 初期値 | 入れられる範囲 |
|---|---|---|
| 妊娠前BMI妊娠前の体重で計算したBMIです。どの推奨区分になるかをこの値が決めます。 | 22 | 0 ~ 60 |
| 妊娠週数 (週)最終月経の初日から数えた今の週数です。満期は40週です。 | 24 | 0 ~ 42 |
計算の手順
値ごとの結果
ほかの値はそのままに、妊娠前BMIだけを変えたときの結果です。
| 妊娠前BMI | 今までの推奨増加 (kg) | 今の下限 (kg) | 今の上限 (kg) |
|---|---|---|---|
| 11 | 7 | 5.39 | 8.52 |
| 16.5 | 7 | 5.39 | 8.52 |
| 22 | 6.3 | 4.98 | 7.7 |
| 33 | 3.6 | 2.33 | 4.85 |
| 44 | 3.6 | 2.33 | 4.85 |
結果の項目の意味
| 結果の項目 | 初期値のとき |
|---|---|
| 今までの推奨増加 (kg)今週までに増えていると見込まれる体重の、中央の値です。 | 6.3 |
| 今の下限 (kg)今週の推奨範囲の下端です。これより少なくても、それだけで異常ではありません。 | 4.98 |
| 今の上限 (kg)今週の推奨範囲の上端です。 | 7.7 |
| 満期までの下限 (kg)満期までに増える体重の推奨下限です。 | 11.5 |
| 満期までの上限 (kg)満期までに増える体重の推奨上限です。 | 16 |
よくある間違い
一度量った体重では何も決まりません。浮腫やつわりはこの表が立てられた前提から外れており、双子はまったく別の区分(BMI18.5〜24.9で16.8〜24.5kg)を使います。日本産科婦人科学会は2021年に目安を改め、ふつうの体重(BMI18.5〜25未満)で10〜15kgとしています — IOMの11.5〜16kgとは幅が違うので、かかっている施設の指導が優先です。
用語
- 妊娠前BMI
- 妊娠前の体重で計算したBMIです。どの推奨区分になるかをこの値が決めます。
- 妊娠週数
- 最終月経の初日から数えた今の週数です。満期は40週です。
- 今までの推奨増加
- 今週までに増えていると見込まれる体重の、中央の値です。
- 今の下限
- 今週の推奨範囲の下端です。これより少なくても、それだけで異常ではありません。
- 今の上限
- 今週の推奨範囲の上端です。
- 満期までの下限
- 満期までに増える体重の推奨下限です。
- 満期までの上限
- 満期までに増える体重の推奨上限です。
よくある質問
Q. 妊娠中の体重増加の目安はどう計算しますか?
今の下限 = 0.5 + (満期までの下限 − 0.5) × (妊娠週数 − 13) ÷ 27 — 米国医学研究所(IOM、現在のNAM)は妊娠前BMIによって満期までの推奨増加量を四つの区分に分けます — 18.5未満は12.5〜18kg、18.5〜24.9は11.5〜16kg、25〜29.9は7〜11.5kg、30以上は5〜9kgです。妊娠初期(13週まで)の増加は0.5〜2kgだけとみなし、残りを13週から40週に均等に割り振るので、BMI22で24週なら今までに4.98〜7.70kg、中央の値で6.3kgになります。これは一つの数字ではなく幅であり、超音波や診察を見ている医師・助産師の判断がこの表より前に来ます。
Q. 例で計算してみせてください。
妊娠前BMI 22, 妊娠週数 24週のとき、今までの推奨増加 6.3kgです。
Q. どの値を入れますか?
妊娠前BMI, 妊娠週数を入れます。値を直せばすぐ計算し直し、空欄は0として扱います。
Q. 値を変えると結果はどう動きますか?
妊娠前BMIだけ動かすと妊娠前BMI 11 → 今までの推奨増加 (kg) 7、妊娠前BMI 44 → 今までの推奨増加 (kg) 3.6に変わります。下の表に五段階でまとめてあります。
Q. 結果はどこまで四捨五入しますか?
金額は1単位、割合は小数第1位、それ以外は小数第2位まで表示します。画面の値は丸めたもので、計算は丸める前の値で続きます。
Q. 気をつけることはありますか?
一度量った体重では何も決まりません。浮腫やつわりはこの表が立てられた前提から外れており、双子はまったく別の区分(BMI18.5〜24.9で16.8〜24.5kg)を使います。日本産科婦人科学会は2021年に目安を改め、ふつうの体重(BMI18.5〜25未満)で10〜15kgとしています — IOMの11.5〜16kgとは幅が違うので、かかっている施設の指導が優先です。
一緒に使う計算
この計算機は健康の数値を理解するための参考であって、診断や処方の代わりにはなりません。症状があるときは医療機関へ。