モーターのトルク·1.5kW 1000rpm
1.5kW 1000rpm
14.3 N·m
1.46 kgf·m
50 Hz · 6P · 104.72 rad/s

1.5kW 1000rpm モーターのトルク — 14.3N·m

1.5kW 1000rpmのモーターの定格トルクは14.3N·mです。角速度104.72rad/sで出力1500Wを割った値で、同じトルクを1.46kgf·mまたは10.6lb·ftとも書きます。1.5kWは仏馬力で2.04馬力、英馬力では2.01馬力です。

回転数は極数と周波数が決める

誘導電動機の同期速度は選べる値ではなく、120 × 周波数 ÷ 極数で決まります。ですから同じ4極モーターが60Hzでは1800rpm、50Hzでは1500rpmで回ります — 韓国・米国・東日本は60Hz、欧州・中国・インドは50Hzです。出力が同じでも回転数が6対5で違うので、トルクは5対6に入れ替わります。実際にはすべりだけ遅れるため、銘板には1746rpmのように書かれます。

定格出力
1.5 kW · 1500 W
同期速度
1000 rpm
周波数
50 Hz
極数
6
角速度
104.72 rad/s
トルク
14.3 N·m
トルク(kgf·m)
1.46 kgf·m
トルク(lb·ft)
10.6 lb·ft
仏馬力(PS)
2.04 PS
英馬力(HP)
2.01 hp
全負荷回転数
970 rpm · 14.8 N·m

減速機を掛けると

減速比iを掛けると出力軸の回転数は1/iになり、トルクはi倍になります。出力は増えないので効率ηの分だけ減ります — トルクはi × η倍です。ここに並べた値はヘリカル減速機のη = 0.95を前提とした目安です。ウォーム減速機は0.5~0.8まで落ちるので、その場合はずっと小さく出ます。トルクが増えるのは力が生まれることではなく、同じ出力を遅く重く配り直すことです。

  • 減速比 3 · 333.3 rpm40.8 N·m
  • 減速比 5 · 200 rpm68 N·m
  • 減速比 10 · 100 rpm136 N·m
  • 減速比 20 · 50 rpm272 N·m

電圧別の三相電流

三相誘導電動機の電流はI = P ÷ (√3 × V × cosφ × η)です。定格出力は軸から出る分なので、電気側から入る量は効率の分だけ大きく、そのうち仕事をする割合を力率で数えるからです。国ごとに電圧が違うため、同じモーターが220Vでは380Vの1.7倍を食います。ここで使った力率と効率は大きさ別の代表値であり、正確な値は銘板に書かれているのでそちらを先に見てください。

  • 230 V · cosφ 0.82 · η 0.855.4 A
  • 400 V · cosφ 0.82 · η 0.853.11 A

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知っておくこと

  • トルク(N·m) = 出力(W) ÷ 角速度(rad/s)で、角速度は2π × rpm ÷ 60です。
  • T = 9550 × P(kW) ÷ n(rpm)の9550は60000 ÷ 2πを切り上げた値です。
  • 同じ出力で回転数を2倍にするとトルクは半分です — 反比例します。
  • 仏馬力(PS)の735.49875Wと英馬力(HP)の745.699872Wは別の値です。

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よくある質問

Q. 1.5kW 1000rpmのモーターのトルクは何N·mですか。

14.3N·mです。出力1500Wを角速度104.72rad/sで割った値で、kgf·mでは1.46、lb·ftでは10.6です。

Q. 減速比10を掛けるとどうなりますか。

回転数は100rpmまで落ち、トルクは136N·mまで上がります。10倍そのままにならないのは、減速機の効率0.95も掛かるからです。

Q. 三相電流はどれくらい流れますか。

50Hzで、230Vなら5.4A、400Vなら3.11Aです。力率0.82・効率0.85を代表値として入れた目安なので、銘板の値があればそちらを使ってください。